こんにちは。
トミーです。
みなさん、ワインは飲まれますか?
わたしはけっこう好きなんです。
最近は輸入のワインも安くなったし、
国産のワインも種類が増えてうれしい限りです。
9月、10月になると聴こえてくるのが
今年の「ボジョレーヌーボー」はどんな感じかな?
という話題です。
ほぼ毎年の恒例の話題になっていますがそもそも普段飲んでるワインとどう違うのか?
よくわからないことも多いし、そもそも解禁じゃなきゃ飲んじゃダメなの?
法律でもあるの?
なんて知ってるようでよくわからないボジョレーヌーボーについて調べてみました。
ボジョレーヌーボーとは?
ボジョレーヌーボーとはフランスの南東部、ブルゴーニュ地方のボジョレーという地域で作られたワインのひとつです。日本で言うならいわゆる地酒ですね。
ヌーボーというのは日本語で「新しい」の意味です。
つまり、ボジョレーでその年に収穫された新鮮なぶどうをすぐさま仕込んでできたワインです。
ボジョレーヌーボーはフランスワインの中でも最も熟成期間が短く、フレッシュでジューシーな味が特徴です
。
元々はその年のワインの出来を確認するために作ったもので、主に業者が購入していたもののようです。
いわゆる試飲用のワインですので、一般のワインと違ってすぐ醸造してしまうようですね。
世界中でもボジョレーヌーボーがこんなに一般に出回っているのは珍しいようです。
おそらくボジョレーヌーボーは解禁日があることからお祭り好きの日本人の感性にぴったりあったのでしょう。
普通の赤ワインよりも醸造期間が短いため、渋みが少なく爽やかな風味が特徴。
しかもフルーティで飲みやすく、口当たりが柔らかいので女性ファンも多いワインです。
また、軽い味が日常飲むワインとして人々に受け入れられたのも広まった理由でしょうか。
飲み方としては軽く冷やして飲むのがおすすめです。
また、長期保存しておいしくなるワインではないので、購入後はできるだけ早く飲み切ってしまうのが良いかと思います。
赤ワインですので肉料理などと合わせておいしくいただけそうですね。
2017年解禁日と販売期間は?
ボジョレーヌーボーには販売するにあたって解禁日があります。
何回か変更があったのですが、今は11月の第三木曜日が解禁日となっています。2017年で言うと11月16日ですね。
この日にボジョレーヌーボー初飲みのイベントなどを行うレストランなどのお店も多くありそうです。
この解禁日、何のために設けられたのかご存知でしょうか。
何でもそうですが、商品は少しでも早く販売した方が買ってもらえることが多くなるので、
このボジョレーヌーボーを生産している人たちも我先にと競って早く販売を進めるようになってしまったそうなんです。
その結果、まだワインとして完成していないような粗悪なものも出回ってしまうようになり、それを規制するためにこういった解禁日が設けられたそうです。
ところがこの解禁日、元々は11月15日に設定されていました。
しかし、年によって解禁日が土日と被ってしまうことがあり、特にフランスでは日曜日は大半の酒屋やレストランは休みなので販売に大きな影響が出てしまうことがありました。
そこで、対処法として11月第三木曜日という設定になったようです。
ボジョレーヌーボーは解禁日がある、となると販売される期間も決まっているのでは?と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、販売の期間は特に決まってはいません。
敢えて言うと、在庫のあるうちは販売しますよ、ということです。
解禁日後にすぐに買わなくてもしばらくは在庫にあると思いますので、慌てずに買いに行きましょう。
解禁日より早く飲めるの?
ボジョレーヌーボーでも飲むならできるだけ早く飲みたい!となる方もいらっしゃると思います。
解禁日より前にどうしてもボジョレーヌーボーを飲みたいと思う方はどうしたらよいのでしょうか。
ボジョレーヌーボー解禁日はフランス政府により設定されています。
ですが、実は解禁日は日本国内においてはあくまで「お願い」にしかならない弱い拘束力のものなので、
実は日本国内で解禁日より前にボジョレーヌーボーを販売したとしても法的には罰せられることはないのです。
ですが多くの場合、販売店と仕入れ先の間では解禁日より前にボジョレーヌーボーを販売はしないという契約が交わされていますし、
仮にその契約を守らないでこっそりボジョレーヌーボーを販売している店舗があったとしても、バレたら契約違反で解禁日前に入荷できなくなる可能性もあります。
そこまでの危険を冒して解禁日前にボジョレーヌーボーを販売する店舗はないと思います。
そんな一瞬の時間差で優位に立つより、みんなで一緒に初飲みをたのしむイベントの方が数倍楽しいと私は思います。
それに、実は日本は時差の関係で、世界中のどこより早くボジョレーヌーボーが飲める国なんですよ。
それだけで十分!と受け入れて解禁日を楽しみに待つ方がずっとワクワク感がありますよね。
少しでも安く買う方法は?
ボジョレーヌーボーの解禁日はわかりました。
何を買うにしてもそうですが、同じものを買うなら少しでも安く買いたいと思うのが人情です。
ボジョレーヌーボーを少しでも安く手に入れる方法はあるのでしょうか。
まず、販売店の中には、早期に予約をすると割引価格で購入できるという仕組みを取っているところも多いです。
購入する種類が決まっている方は早期に予約をするのが一番簡単で安く手に入れる方法かと思います。
手間がかかっても良いのなら、自分でフランスから直輸入するという手もあります。
通常解禁日直後に店頭に並んでいるボジョレーヌーボーは空輸されたものなのですが、この空輸代がバカにならない上に業者などの中間マージンもかかってくるのです。
自分で輸入する場合船便になりますので高い空輸代を支払わなくて済みますし、中間マージンもだいぶ抑えられますので、格安で購入できるかと思います。
直輸入が手間であれば、12月中旬には船便で入荷されたものが店頭に並びますので、それを待つというのもありですね。
また選び方でも変わってきます。
ワインと言えばガラス瓶が定番でしたが、最近はプラスチックボトルも増えていますし、アルミパウチのものもあります。
こういったものはガラス瓶のものより安いです。
また、ハーフボトルで買うというのも賢いやり方かと思います。
おすすめの値段は?
ボジョレーヌーボーはいろいろな値段のものがあって、そのワインにするか迷いますよね。
まあいろいろな値段のものを飲み比べられるといいのですがそうもいきません。
落ち番多いのは2000円前後のものでしょうか。
だいたいおすすめなのが2000円から3000円くらいのもの。
1000円以下のボジョレーヌーボーもたまにみかけますが避けておいた方がいいと思われます。
ブランドとして人気なのは
ドミニク・ローラン
2003年にはじめて日本で発売されてから変わらない人気です。
品質保持のための亜硫酸塩やフィルターの使用は最小限に留めています。

しっとりとした果実味とバランスのとれた酸味、ノンフィルターによる濃密で深い味わいが毎年大好評の最高級ヌーボーです。

こちらのヌーボーはフレッシュ&フルーティでバランスの取れた味わいの”ザ・ヌーヴォー”です。感謝の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされたラベルは、テーブルを華やかにします。

終わりに
確かにボジョレーヌーボーもいろいろなワイナリーのものが販売されるのでたくさんの種類を味わいたいならハーフサイズもありですね。
年に一度のワインのお祭り。
ボジョレーヌーボー解禁日はよくワインを飲む人も飲まない人もみなで乾杯して楽しむのも手ですよね。
お店によっては特別なイベントとしてお得なコースを設けたりもあると思います。
お近くのお店で確認してみてはいかがでしょうか?
書いてたら飲みたくなっちゃった。。
きょうも最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。