歯髄細胞バンクとは? 再生医療について! 費用や認定医は?

こんにちは。

日本人の80%がかかっていると言われている歯周病。

まさに、現代病ですよね。

しかし、この歯周病は、単なる歯や歯ぐきの病気だけではなく、

様々な病気の原因になると言われ、

重度になると歯を支えるアゴと歯ぐきが溶けて、歯が抜けてしまいます。

しかし、現代医学の発達により、

現在ではこの恐ろしい病気である歯周病を、

自分の歯を使って治療するという新たな再生医療の試みが始まっているのです。

これまで捨てていた「乳歯」や「親知らず」の中にある歯髄細胞が、

組織の再生に利用できると期待され、研究されているのです。

そんな最新の歯科医療について調査しました。

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歯の治療の現状について

テレビ、新聞などで良く報じられているiPS細胞。

このiPS細胞は2006年に誕生した新しい多能性幹細胞で、

再生医療を実現するために重要な役割を果たすと期待されています。

小さな細胞から身体の一部を作り出してしまう再生医療は、

本当に不思議で神秘的なものであり、

それが医療技術の進歩につながることは確かですよね。

これは歯の治療に関しても同じく期待することが出来るため、

歯の再生医療に大変注目が集まっています。

今はインプラントなどが最新の歯科治療として知られていますが、実はもう、自分の歯を他の細胞から培養して、

インプラントにできる時代となっているのです。

現代の歯科医療では

自分の歯を使って治療するという新たな再生医療の試みが始まっています。

歯の再生とは?

歯の再生には、人工の歯を使う方法が一般的な治療ですよね。

人工の歯を自分の歯茎に埋め込むという方法は「インプラント」治療と言って、耳にしたことがある方も多いはずです。

また、「入れ歯」大きな手術をする必要がなく、

多くの方に適した方法ではないでしょうか。さらには、一部の歯だけが抜けてしまった場合に利用される「ブリッジ」治療があります。

しかし、近年においては、さらに別の治療が注目されています。

みなさんも「乳歯」や「親知らず」など、誰もが一度は自分の歯を抜いたり、

自然に抜けたりした経験があると思います。

このように過去に抜いたり、抜けたりした自分の歯を使って

移植する方法を自家歯牙移植といいます。

自分の歯ですので自然に自分の口の中に馴染みやすく、

拒絶反応などの心配もほとんどないのが最大のメリットと言えるでしょう。

親知らずなど抜いた歯を冷凍保存しておく機関「ティースバンク」などに自分の歯を保管しておくなどしていれば、

そこから取り出して自家歯牙移植を行うことも可能なのです。

現在の医学では、抜歯した歯などがなければ自家歯牙移植などはできませんが、将来的には、

自分の細胞やiPS細胞を培養することで自分の歯を再生することができるかもしれませんよね。

もし再生できれば「抜歯や親知らずがない」などという場合でも自家歯牙移植が可能になるでしょう。

また、驚くことに最近の研究で、抜いた歯には、ものすごいパワーが秘められていることが分かったのです。

そのパワーとは、「歯髄細胞」なのです。

歯髄とは、歯に栄養をあたえる血管や、痛みを感じる神経が入っていて、歯の中にあるやわらかい組織のことです。

また、組織を作るもとになる細胞である「幹細胞」も含まれています。

歯髄細胞は、増殖能力が高く、短い期間でたくさん増やすことができます。

高い増殖能力と優れた変身能力を持ち合わせた歯髄細胞は、

骨や脂肪、神経などさまざまな細胞に変化することができます。

まさに、歯髄は「歯の命の源」と言えるでしょう。

大人の歯に生えかわるために抜けた乳歯や、

治療のために抜いた親知らずなどの歯から、

再生パワーを秘めた歯髄を取りだすことが出来るのです。

これまで捨てていた「乳歯」や「親知らず」の中にある歯髄細胞が、

組織の再生に役立つのではと期待されているのです。

歯髄の幹細胞は、骨、脂肪、神経などの細胞に育てられることが分かっていて、

歯周病の治療だけでなく、

身体のさまざまな病気の治療にも使えるようになることを目的とした

研究も進められています。幹細胞を利用した最先端医療では、

交通事故による脊椎の損傷や脳梗塞、

パーキンソン病など、治療の難しいけがや病気の治療として期待されているのです。

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歯髄バンクについて


そんな万能パワーをもつ歯髄細胞ですが、なかなか個人で保管するのは難しいのではないでしょうか。

歯髄細胞を利用した将来の医療に備えて、

「歯髄バンク」というものがあるのです。歯髄細胞は、採取できる量が限られています。

「歯髄細胞バンク」では、将来、再生医療に有効に活用するためには、

細胞の量をある程度増やし、整った環境で長期保存をする必要があります。

抜けた乳歯や抜いた親知らずから採取した歯髄細胞を培養し、

大切に保管してくれるのです。

自分自身や大切な家族のために「歯髄細胞バンク」を利用してみてはいかがでしょうか。

認定医とは?

「歯髄バンク」は、どんな歯科医療機関でも行えるものではありません。

「歯髄バンク認定医療機関」でしか行うことは出来ないのです。

日本歯科大学にて行われている認定医講習会を受講。

受講後に「歯の細胞バンク認定医申込書」を提出して認定医取得となります。

また、認定医は、各都道府県にいますので、

お近くの認定を探すには、下記のサイトから探してくださいね。

http://www.ndu.ac.jp/cell-bank/look-for/

歯髄バンクにかかる費用は?

「歯髄バンク」は、基本的に抜いた歯1本につき、1登録となっています。

そんな、「歯髄バンク」の気になる費用ですが、

登録料30,000円、

細胞培養料150,000円、

細胞10年保管料120,000円、

合計300,000円(税別)です。

11年目以降は、

細胞10年保管料120,000円(税別)のみで、

更新可能です。

歯医者さんネットからの申込みだと、280,000円(税別)と

少しお安くなっているケールもありますので、

他にもあるかも知れませんので、インターネットで検索してはいかがでしょうか。

終わりに

vborodinova / Pixabay

2006年に京都大学の山中伸弥教授らが、

世界で初めて作り出すことに成功した人工多能性幹細胞であるiPS細胞。

その技術が、すでに応用され、最先端医療に実用化されているのですね。

不治の病と言われている様々な難病が、

近い将来、歯の細胞から治療出来るようになることに驚きと感動です。

日々、最先端医療技術が進歩しているのですね。

歯髄をどのように管理するのかなど

よくわからないことも多いですが、

歯の再生が出来ればそれだけQOLが保てるか。

すでに親知らず4本とも抜歯すんでるんですよね。

親知らず以外の歯は今のところ大丈夫ですが、

当時はこんな事も知らないから

自分の抜いたははちらっと見ただけでした。

歯髄バンクのことをもっと早く知っていれば。。

とは言え、歯の健康て日々のケアをきちんとしていれば

ある程度良い状況に保てるんじゃないでしょうか。

定期的な歯の検診もお忘れなく。

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