こんにちは。
今年も『本屋大賞2018』のノミネート作品が発表されましたね(^_^)
もちろん、どの作品も読みごたえがありそうで、
非常に魅力的なものばかりのようですね♪
どれから読んでいこうかと検討されてる最中の方も多いのでは!?
私も、かなり真剣に悩んでますw
結局、全部読むつもりではいるんですけど、
どれから読み始めようかって、なかなか決められませんよね^^;
でも、そんな中で悩みに悩んで、まず第一候補になったのが、
塩田武士さんの『騙し絵の牙』です。
今回は、この『騙し絵の牙』と、その著者の塩田武士さんについて
詳しく見ていきたいと思います♪
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Contents
2018年の本屋大賞について
『本屋大賞2018』とは、全国の書店の店員さんが「一番売りたい本」を選び出す賞です。
今回の『本屋大賞2018』で、504書店/書店員665名の選出により
ノミネー トされた作品は、以下の10作品です。
・『AXアックス』伊坂幸太郎さん/KADOKAWA
・『かがみの孤城』辻村深月さん/ポプラ社
・『キラキラ共和国』小川糸さん/幻冬舎
・『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人さん/実業之日本社
・『屍人荘の殺人』今村昌弘さん/東京創元社
・『たゆたえども沈まず』原田マハさん/幻冬舎
・『盤上の向日葵』柚月裕子さん/中央公論新社
・『星の子』今村夏子さん/朝日新聞出版
・『百貨の魔法』村山早紀さん/ポプラ社
そして
・『騙し絵の牙』塩田武士さん/KADOKAWA
です♪
どれも、本当に魅力高く、読みたくなるものばかりですね♪
最近こそ忙しいために、なかなか本をじっくりと読む時間が
取れなくなってしまいまいしたが、昔から読書も趣味の一つである私にとっては、
歴史物以外ならミステリーでもファンタジーでも何でも来いな感じで、
上記の全作品のあらすじを読んだ段階で、特に『騙し絵の牙』早く読みたくてうずうずしていますww
そして、2018年4月10日には大賞が発表されますので、乞うご期待!といったところですね(^^)
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塩田武士さんのプロフィール
そして、著者の塩田武士さんについて簡単に
ご紹介させてもらいたいと思います☆
塩田武士(しおたたけし)
1979年4月21日生まれ
兵庫県尼崎市出身
関西学院大学社会学部卒業
関西学院大学といえば、兵庫県の西宮市にある私立の大学で、
社会学部の偏差値は55~60ということで、
さすが塩田さんの頭の良さが伺えますね。
経歴は?
こんな塩田武士さんの経歴についてですが、
幼少の頃から「人を楽しませたい」という気持ちが強かったそうで、
劇団に入られたり、また高校時代には漫才コンビを組まれたりも
されていたそうですwそして、大学1年生(19歳)の時に、
藤原伊織さんの『テロリストのパラソル』に影響を受けられ、作家を目指し、
創作活動を始められました。その後、大学卒業後に入社された
神戸新聞社での将棋担当記者としての取材経験を活かして
2010年に『盤上のアルファ』で『第5回小説現代長編新人賞』を受賞されました。
この際、っ全選考委員が満場一致でマルをつけられての受賞だったそうです
実は、塩田武士さんは、神戸新聞で取材をされていた時に、
記者時代の最初から10年間分ものノートを、目次・日付入りで
保存しておられたそうです。
そう!作家になるために神戸新聞に入社され、
後で「あの時、あれが面白かったな」と思えば、
すぐに引けるようにされていたというのです。ところが、
実際に使ってみようとしたところ、字が汚すぎて読めなかったというのですから、
これもまた「人を楽しませたい」という塩田武士さんらしいのかもしれませんねw
それから、塩田武士さんは2011年には『将棋ペンクラブ大賞文芸部門』を
受賞されています。
そして、翌年2012年に、神戸新聞社を退社され、専業での作家となられました。
2016年には、あの『グリコ・森永事件』をモチーフとされた『罪の声』で
『第7回山田風太郎賞』を受賞、
『週刊文春ミステリーベスト10』で1位に、
2017年版『このミステリーがすごい!』で第7位、
『第38回吉川英治文学新人賞』の候補にと続々と選ばれていきました!
『騙し絵の牙』あらすじと感想!

大手出版会社で雑誌編集長を勤めている速水は、
誰もがその言動に惹かれてしまう魅力的な男だが、ある夜、
上司から廃刊を匂わされたことをキッカケに、
その速水の異常なほどの執念が浮かび上がってきます。
斜陽の一途を辿る出版界で、牙を剥いた男が業界全体にメスを入れる…
そんなお話だそうです♪
この『騙し絵の牙』を読まれた方の感想は、
「淡々と進むけど面白い」「リアリティがある」「出版業界の内情が分かりやすく描かれている」といったように、
非常に面白い内容になっているようですね(^^)
大泉洋がモデルって?
ところで、この『騙し絵の牙』ですが、
実はzの俳優の大泉洋さんがモデルなんだそうですw
というのも、社会派作家の塩田さんの4年にもわたる取材と、
大泉さんに関する綿密な分析や細部にわたるアドバイスにより
出来上がった作品とのこと。
また、カバーが大泉さんであるので、
読者が自然に大泉さん個人を主人公に重ねて読み進め
ることができるようになっているそうです。
その他のおすすめ作品とあらすじ
『女神のタクト』
どう見ても頼りない指揮者と、それにあまりに濃いメンバー。偶然、オルケストラ神戸に足
を踏み入れた明菜が、そこで『音楽』への封印されていた思いを呼び覚まされ…
『雪の香り』
京都が舞台で、新聞記者の恭平は捜査情報のなかに、
12年前に失踪した学生時代の恋人で
ある雪乃の名前を見つける。
なぜ彼女は消えたのか?取材を進めていくなかで浮かび上がる
真実とは?そして、物語は運命の日、祇園祭の宵山へ…
他にも塩田武士さんには、
『盤上に散る』『崩壊』『拳に聞け!』『ともにがんばりましょう』
『氷の仮面』等たくさんの作品があります。
結婚してるの?
2010年に『盤上のアルファ』で受賞された時にはまだ独身だったようですが、
2013年に娘さんがお生まれになられているので、
ご結婚はされていらっしゃいますね。
その後に、もう一人娘さんがお生まれになって、
現在は4人家族のようです♪
お姉さんも有名人だった
塩田さんのご家族についてですが、実はお姉さまが、
関西で活躍中のラジオパーソナリティーの塩田えみさんだというから
更に驚きです!塩田さんとは8歳差とのこと。
また、その塩田えみ姉さんが仰られるには、
塩田武士さんの娘さんはよくお喋りをされるのだとかw
もしかすると、将来は同じくラジオパーソナリティー
なんてこともあるかもしれませんよ
ね!?
終わりに
『騙し絵の牙』は、本当にこれまでにないような
一風変わった作品のようなので、期待は大ですね♪
人を楽しませる・喜ばせるのが好きな
塩田武士さんの性格が出ている作品になっているのではないでしょうか。
非常に楽しみです♪
是非、皆さんも一度お手にとられてみてはいかがでしょうか
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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