こんにちは。トミーです。
もうすぐノーベル賞の発表ということで今年は誰が受賞するの?
ってすごく気になります。
とは言え、とてもむつかしい内容でなかなか一般市民には理解できないことも多いですが。。
きょうは天文・素粒子分野の専門家である
佐藤勝彦教授について調べてみたいと思います。
天文学というと何となくロマンチックでまだまだいろいろとわかっていないことが多い分、
研究も幅広いのではないかと思ってしまいます
佐藤勝彦教授が提唱した
「インフレーション宇宙論」は、ビッグバン直後に宇宙が急激に膨張したというものだそうです。
これまで上手く説明できなかった宇宙創生に関わる問題にも対応できるとして、多くの科学者から支持されています。
「インフレーション宇宙論」とは?
宇宙の初期の姿を論じた『ビッグバン理論』という名前を耳にしたことがあると思います。
実は、この理論で説明できなかった問題を、うまく説明したものが、
佐藤勝彦教授の研究したインフレーション理論なのです。
ビッグバン理論って?
宇宙の始まりがビッグバンによってできたという話は
幼いころより習ってきたと思います。
ネーミングからしてもきっと宇宙は大きな爆発が起きて出来上ったんだろうなというイメージが付きますよね。
このビッグバンは1948年にジョージ・ガモフ三という方らが提唱したもので、
初期の宇宙は超高温、超高密度の火の玉状態であったとされます。
その火の玉が膨張して、今のように果てしない大きさの宇宙ができたという理論です。
まあイメージとおりです。
さらにその理論を踏み込んで証明したのが佐藤勝彦教授の「インフレーション理論」みたいなんです。
この爆発(ビッグバン)の説明。
宇宙がどうやって爆発したのか。。インフレーションという現象みたいです。
宇宙創成の10のマイナス44乗秒後に始まって、10のマイナス33乗秒後に終了した、つまり、1秒の1兆分の1をさらに1兆分の1にして、またさらに10億分の1以下にした、とてつもなくわずかの時間に起きた宇宙の異常膨張のことをいいます。
https://www.athome-academy.jp/archive/space_earth/0000000243_all.htmlより
数字がすごすぎて、イメージがつきません
結局すごいごくごく小さな揺らぎというかひずみみたいな現象が起きたみたいです。
その物質は?
これは佐藤勝彦教授曰く「無」ということなんですが、
この「無」でも素粒子が無と有の間をゆらいでいる状態ということです。
やっぱりむつかしい。
佐藤勝彦教授のプロフィール
氏名:佐藤勝彦(さとうかつひこ)
生年月日:1945年(72歳)
出身地:香川県
出身中学:香川大学教育学部附属坂出中学校
出身高校:香川県立丸亀高等学校
出身大学:京都大学理学部
理学博士
専攻は宇宙論・宇宙物理学
これまでの経歴や歴任について
京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。
日本学術振興会学術システム研究センター所長
日本学士院会員
79年-80年
デンマーク・ニールス・ボーア研究所客員教授
82年東京大学助教授
90年教授に東京大学名誉教授
明星大学理工学部客員教授
実績は?
89年に井上学術賞
90年には仁科記念賞を受賞
2002年紫綬褒章受章
2010年日本学士院賞受賞
2014年文化功労者として顕彰
「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱
インフレーション理論」とは?
著書
『宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった』
絵本 『眠れなくなる宇宙といのちのはなし』
「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!
ほか多数
宇宙について子供向けにわかりやすく絵本にしたものも書かれています。
どの本も専門的でありながらわかりやすく描かれているという評価です。
ご結婚やお子さんは?
佐藤勝彦教授は現在72歳。
すでにご結婚されて、お子さんもいらっしゃると思います。
妻や子供についての記載は見当たりませんでした。
今回、もしノーベル賞受賞となると、表彰式の際はだいたいこれまでの受賞者の方はご夫婦で登壇されていることも多かったでの
もし妻がいらっしゃるようならきっとその時には奥さまがどんな方かわかるのではないかと思います。
この佐藤勝彦教授が長年研究をしてきたインフレーション理論については発表自体は1981年に発表したことだそうです。
もう30年以上も前なんですね。
やはり何かをこつこつと調べるって日本人には向いていることなのかもしれません。
そして長い時間をかけてようやくその研究が評価される。
良かったと思います。
素晴らしい賞を今年も日本人が取れるように願います!
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。