こんにちは。
トミーです。
みなさんマンガは読みますか?
わたしはけっこう読みますよ。
マンガ家さんもいろいろな絵を描く方がいます。
わたしが大好きな少女マンガはみなめっちゃ大きな瞳です!
まあ
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坂本眞一さんのプロフィール
坂本眞一さんは1972年7月19日生まれ、大阪出身の漫画家さんです。
計算すると現在44歳になられます。
今は東京都渋谷区にお住いのようですね。
1990年、18歳の時に「キース!!」で、週刊少年ジャンプの第70回H☆S賞入選でデビューし、華々しい漫画家人生の幕開けか、
と思いきや、その後連載を書くも早々に打ち切りになるなどなかなか辛い時期も経験されています。
そんな時期を経て現在は人気漫画家として活躍をされています。
代表作はまず「孤高の人」でしょう。
第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞されています。

過去にこの賞を受賞された作品・作家を調べて見ましたら、
・リアル 井上雅彦
・MONSTER 浦沢直樹
・ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
などなど、そうそうたるメンバーが出てきました。
素晴らしい作家さんになられたんですね。
その後連載した「イノサン」、現在連載中の続編「イノサンRouge」もともに高い評価を受け、
「イノサン」では第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出されています。
この作品は革命期のフランスで代々処刑人である一族に生まれた主人公が、処刑人であることに悩み苦しみながら生きていく話です。

東大出身ってほんと?
ところで坂本眞一さんについて調べていると「東大出身」という情報がついて回るんですね。
もし本当なら東大出の頭脳を持ちながら漫画の才能もあるなんてすごい!となるところですが、残念ながら東大出身だという確証を持てる情報はありませんでした。
それどころか、大学を出ているのかどうかも、学歴に関しては一切謎のままです。
でもこれだけの才能を持ち合わせているのですから、学歴なんてどうでもいいじゃない?と私なんかは個人的に思ってしまいますね。
画力がすごい!

まだ売れていない時期から坂本眞一さんの画力の高さだけは編集者の間でも定評があったということですから、絵の才能はあったのでしょうね。
今連載中の「イノサンRouge」を見てみると、もうリアル過ぎて写真かと見間違ってしまうページもありますし、
むしろ画家レベルじゃないかという意見も出ていたりします。
その画風はリアルなだけではなく、美しく華麗で残酷でグロテスクな要素も含まれていますので、癖になる人は相当はまりそうな絵柄です。
「孤高の人」「イノサン」「イノサンRouge」に共通して、通常漫画に使われる擬音が使われていません。
擬音を使わないことで、読者の頭の中にある本当の音を呼び起こすことができてリアル感が高まるから、ということらしいですが、
それができるのは坂本眞一さんに相当な画力がある場合のみだと思います。
それが成功しているというのは画力のレベルを証明していることにもなるのではないでしょうか。
なんでも坂本眞一さんはデジタル作画されていて、一度モデルさんに登場人物の衣装を着てもらったものを写真に撮り、それをもとに作画するということらしいのですが、
どんなやり方であっても坂本眞一さんが相当なデッサン力が必要であることは間違いなさそうですね。
結婚してるの?
さてそんな坂本眞一さんですが、ご結婚はされているのでしょうか?
どうやらご結婚されて娘さんもおられるようです。
そして娘さんの存在が作風にも大きな影響を与えることになったそうです。
娘さんがいることで坂本眞一さんの中で社会での女性の立ち位置などについて考える機会が増えたおかげで、ジェンダーに対して考えることが増えたようです。
それが坂本眞一さんの作品の中にも描かれていますので、メインのストーリーももちろんですがそういう裏テーマも想像して読んでみると面白いかもしれません。
終わりに
マンガ家さんはいろいろな絵の描き方があって、それが個性でストーリーと重なって面白さにつながると思うのですが、
坂本眞一さんの絵は誰にもマネできないすごい画力とある意味とても重い、ストーリーとが一致して支持を得ているんだと思います。
わたしが小さいころ、内田善美さんというすごい画力の少女マンガ家の方がいましたが、ちょっとその方を思い出しました。
その画力はすでに芸術レベルだと思いますが、ご本人もモデルさんに登場人物の衣装を着てもらったものを画像に起こすなどすごくリアルに見せるための努力もされているんだなと思います。
孤高の人を読んだ方の感想を読むと
・一気に読めた
・ただの山のうんちくを述べてあるマンガだと思ったら人間が持つ普遍的な葛藤が描かれた、かなり重厚な読み応えのマンガだった。そしてこの重厚感は、また絵の力が大きいんだけれど。
・極限状態の描写は多彩で凄味があり、絵に説得されてしまう。
・山に行かずにはいられない、その衝動と渇望の理由は理解出来なくもない。
感想をおみ進めるとこの作品のラストがみなさんだいたい「このラストで良かった」というものでした。
登山をする方っていろいろと苦労をするものだろうし、きっと命の危機的状況もたくさんあったでしょう。いろいろな苦労を乗り越えてのラストだったのか?
わたしも読んでみたくなりました。
イノサンを読んだ人の感想は
・これは、漫画というカタチを借りた、新たな表現手法への挑戦ではないかと
・絵がやたら綺麗なだけあって、処刑シーンとかもリアルだったので怖かったです
・残酷なのに美しいという独特の作風で、その圧倒的な雰囲気に浸りながら読むマンガ。
こちらは史実に基づいた作品ということでこういう職業が当時あったということにも驚く読者が多いみたいです。
また圧倒的な画力で描かれる残酷なシーンが読み手に恐怖心や興味を抱かせるところもすごいですね。
この処刑人というテーマが坂本眞一さんの絵とあっていたから、ファンの心をつかんだんではないでしょうか。
もちろんマリー・アントワネットのシーンも描かれているようですよ。
マリーアントワネットのマンガと言えば「ベルばら」しか知らない私です。
この作品はまだ続いてるのでこちらも仕事が休みの日にまとめて読みたいですね。
描き続けることはほんとうに大変な作業だと思いますが、身体に気を付けてファンのために頑張ってほしいと思います。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。