こんにちは。
わたしが毎年楽しみにしている本屋大賞。
みなさんご存知ですか?
2018年1月18日に、全国の本屋の店員さんが一番売りたい本を選ぶ『2018年本屋大賞』がノミネートされました♪
2018年の本屋大賞は、全国504書店、書店員665名が選び出し、
結果10作品がノミネートされました。
10作品というたくさんの優れた作品の中でも、今回は特に気になった本と著者をご紹介していきたいと思います。
本の題名は『百貨の魔法』、著者は『村山早紀』さんです♪
では見ていきましょう…
Contents
2018年の本屋大賞について
今回の2018年本屋大賞にノミネートされた作品は、以下の10作品です。
『AXアックス』(伊坂幸太郎さん/KADOKAWA)
『かがみの孤城』(辻村深月/ポプラ社)
『キラキラ共和国』(小川糸/幻冬舎)
『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日本社)
『屍人荘の殺人』(今村昌弘/東京創元社)
『騙した絵の牙』(塩田武士/KADOKAWA)
『たゆたえども沈まず』(原田マハ/幻冬舎)
『盤上の向日葵』(柚月裕子/中央公論新社)
『星の子』(今村夏子/朝日新聞出版)
そして
『百貨の魔法』(村山早紀/ポプラ社)です♪
どれも、本当に読みたくなるものばかりですね(^^)
特に、ミステリーやサスペンス、ファンタジー等、
「歴史物以外なら何でも来いw」なくらいに本が好きな私にとっては、
いくつかの作品でどれから読むか悩んでしまいますが、
それでもやはり『百貨の魔法』のインパクトの強さには惹かれてしまいます
たまには、子供と共に童心にかえりたくなるときもありますしねww
2018年4月10日に大賞が発表されるようなので、乞うご期待!
といったところですね。
村山早紀さんのプロフィール
では、そんな『百貨の魔法』の著者である村山早紀さんの、
気になるプロフィールですが、
村山早紀(むらやま さき)
1963年1月17日生まれ A型
長崎県出身
児童文学作家さんです。
活水女子大学の文学部日本文学科を卒業。
1993年刊『ちいさなえりちゃん』で
『第15回毎日童話新人賞』の優秀賞と、
『第4回椋鳩十児文学賞』を受賞されていらっしゃいます。
百貨の魔法のあらすじ

あるところに、もう時代に乗り切ることができず、
「閉店が近いのでは?」とウワサされる『星野百貨店』という、
創業50年を迎えるデパートがありました。
そこを舞台に、エレベーターガールや新人コンシェルジュ、
宝飾店の売り場のフロアマネージャー、
それにテナントのスタッフなどの創業者の一族たちが、
各々の立場で街の人々に愛され続けてきた『星野百貨店』を守ろうと、
今日も売り場に立ち続けています…百貨店で働く人たちと、
館内に住んでいるとウワサのある『白い猫』がキーワードになっていく、
まるで魔法のような物語
とのことです♪
短編集だそうですが、それなのに全てが結果的に繋がっているという、
少し不思議な物語です。
とても楽しそうで、それでいて奥が深い物語になっているのではないでしょうか?
老若男女問わず、是非一度は読んでみてください。
きっと、子供の頃に知らず知らずの間に置いてきた
『何か』にも気づかされるかもしれませんよ?!
その『何か』とは、もちろん人それぞれですけどね(*^ー゚)
百貨の魔法の感想は
とあるレビューでも、評価5点満点の内の4.5をとっている優秀作品で、
とにかく好評価です。
中には、「心にガツンと来る。激しくはなく柔らかく穏やかだが、力強い。」
「日々の疲れを癒し、エネルギーを充電してくれる一冊になるはず」
「仕事や人間関係に疲れた時に読んでみるのをオススメします」
といったような感想まであります。
とにかく、心に響く物語で、いわゆる大人向けファンタジーのようだとのこと。
現代社会を生きていれば、何かと精神的に疲れてしまったり、
何もかもが嫌になってしまう瞬間などもあるかもしれませんが、
そんな時こそこの『百貨の魔法』を手にとって見られてはいかがでしょうか?!
優しい心を取り戻せたり、癒しを感じて活力になるのではないかと思います(^^)
家族や夫について
では、次に、村山早紀さんのご家族やご結婚についてですが、
調べてみましたが、弟さんがいっらっしゃる以外には、
何も情報が出てきませんでした。
その弟さんからは、昔、「お姉ちゃんは、
アニメの『星の王子さま』みたいでうっとうしい」と言われたことがあるのだとか(^^;
ちなみに、村山さんは光り物がお好きなんだとかw
また、魚や鳥や犬や猫といった動物もお好きなようです。
好きな飲み物は紅茶とコーヒーで、お料理されるのもお好きなんだとか♪
香水やお化粧、音楽も、テレビ&パソコンゲーム、旅行もお好きだとのこと。
それに、幸せそうにしている人たちを見るのもお好きだとか、
都会も雑踏もお好きだと仰られるので、
とにかくとても幅広い『好きなもの』があるようですねw
そういう心が、作品にも反映されているのではないでしょうか(^^)
その他のおすすめ作品
村山早紀さんには、もちろん『百貨の魔法』以外にも素敵な作品がたくさんあります♪
その一部をご紹介します。
①『桜風堂ものがたり』

一整は、万引き事件がキッカケで長年勤めた書店を辞めることになります。
しかし、桜野町という町のの『桜風堂』という書店に訪れた彼に、
奇跡のような出会いが訪れるのです。
一整が見つけた、宝物のような一冊の本を巡り、
友人や元同僚、作家、出版会社営業が一緒になって『奇跡』を起こす、
地方の書店を舞台に奮闘を描いた感動の物語
②『コンビニたそがれ堂』

本当にほしいものがある人だけがたどり着けるという不思議なコンビニ
『たそがれ堂』。
北国の高校を卒業後、街角の洋服店で働くつむぎが、
そこで手にしたものは…すべてを突き抜けて溢れ出す魔法のようなきらめきと温もりの物語。
大人気シリーズです。
他にも、本当にたくさんの夢と希望を与えてくれるような作品があります。
そして、シリーズ化になり人気を博しているものも多数ありますね♪
終わりに
どなたが大賞を受賞されてもおかしくはない今回の本屋大賞。
今から楽しみで仕方ありませんが、どの作品が受賞されたとしても、
一冊ずつ隅から隅まで読み尽くしてみようかな、なんて思います。
これからますます寒くなる時期に、こたつで読書なんてのはいかがですか?!
きっと有意義な時間になると思います(^^)