こんにちは。トミーです。
わたしが最初に大ファンになったアイドルがフィンガー5という兄弟5人組のユニットでした。
彼らは和製ジャクソン5を目指したいましたが、いつの間にか解散しちゃったんですね。
星の数ほどいるユニット。厳しい芸能界で生き残るのはもちろん人々の心の残る曲を歌い続けるのも大変です。
きょうは昔、歌謡ポップデュオで活動しているというじゅんさん・ネネさんについてご紹介してみたいと思います。
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じゅんさん、ネネさんのプロフィール
じゅん&ネネ(じゅんとネネ)は日本の歌謡ポップデュオで、1968年に結成され、1972年に解散しています。
じゅんさんは1949年11月17日生まれ、
ネネさんは1950年6月15日生まれです。
ネネさんは東京都世田谷区出身で歌手・作曲家・エコロジストとして活躍しています。
駒沢学園女子高等学校に入学していますが、高校在学中に「じゅん&ネネ」として急激に売れ出し、学校に行く時間がなくなってしまい2年で休学しているようです。
1962年に日本テレビのオーディション番組「ホイホイミュージックスクール」に応募し、自作の曲を歌って合格しました。合格後、東京音楽学院に入学しています
1994年に八丈高等学校定時制普通科に入学し、1998年に卒業しています。
その卒業と同時にハワイ大学分校、ハワイ留学センター「マウイ・コミュニティーカレッジ」に留学しています。
1964年11月にスクールメイツの初代メンバーから森くるみさん、筑柴恵子さんの2人が選ばれて、クッキーズとしてデビューを果たします。
1968年4月にじゅん&ネネに改名し、7月に「愛するってこわい」で再デビューします。
ショートカットで男っぽいじゅんさんとロングヘアで女の子らしいネネさんの息の合った歌声でじゅん&ネネはヒットしました。
しかし、2人の容姿から、“レズ説”が流れたこともあるようですよ!そんなレズビアンムードを全面に出した存在感もあり、「じゅん&ネネ」は一気に話題になったようです。
これまでの曲は?

・可愛い花(1965年)
・恋をおしえて(1966年)
【じゅん&ネネ】
・愛するってこわい(1969年)
・みずいろの世界(1969年)
・お気に召すまま(1969年)
・お熱いほうがステキ!!(1969年)
・恋あそび(1969年)
・生まれかわれるものならば(1970年)
・恋の色恋の味(1970年)
・家なき子(1970年)
・過去(1971年)
・愛にうたれて(1971年)
・恋のチャンス(1971年)
・恋愛学校・第一時間目 恋のはじめは(1972年)
・プリーズ プリーズ プリーズ(1972年)
・冷たい部屋(1972年)
じゅん&ネネの代表曲である「愛するってこわい」(山口あかり作詞/平尾昌晃作曲)は80万枚の大ヒット曲で、オリコンは13位です。
この曲は昔懐かしい歌謡曲のムードがたっぷり詰まっていて、「王道歌謡曲」というような印象の曲でした!
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お二人の結婚歴は?
じゅんさんは解散後にソロ活動を経て、26歳の時に結婚を機に引退しています。
結婚してからは和風喫茶をやったり、専業主婦になったりしてご主人に頼った生活をしていたそうです。
しかし、ご主人は胸部大動脈瘤破裂で57歳のときに亡くなってしまいました。
じゅんさんには息子が2人いますが、旦那さんが亡くなった当時、専門学校2年と中学1年でした。自宅マンションを売り払って家賃8万円の公団に引っ越し、奨学金を借りて息子2人を学校に通わせていたといいます。
現在長男はIT会社で働いていて、結婚もしています。次男は八王子市役所に就職したようです。旦那さんが亡くなってから経済的に少し厳しい生活をしていたようですが、2人の息子も立派に自立し「ようやく肩の荷が下がりました」と語っていました。
ネネさんは「じゅん&ネネ」を解散後に単身渡英しています。
その渡英先で知り合った日本人ミュージシャンと23歳の時に結婚し、帰国後は八丈島に移住しました。
しかし、結婚21年目のとき「お前より好きな人ができた!別れてくれ」と45歳の夫から突然別れを切り出され離婚しました。
傷心を癒すためにハワイ・マウイ島に渡ります。ハワイ在住1年で50歳のころにアメリカ人ミュージシャンと結婚。しかし、夫は多夫多妻主義だったために離婚。
60歳の時にマウイ在住の男性と3度目の結婚をしています。ネネさんは現在日本で、旦那さんはハワイで暮らしている
ようです。
年に数回会いに来てくれるようで、一緒にいられる期間は合計すると2か月程。
そんな遠距離での夫婦生活ですが、スカイプで毎日話をしていて寂しくはない「遠くにいる方がお互いを思いやれるかな」といいます。
ネネさんは2度の離婚と3度の結婚を経験し、プライベートでは山あり谷ありだったようです。
活動再開のいきさつは?
2003年12月のTBS特番「あの人は今 夢の紅白歌合戦」にデュオとして31年ぶりに共演しました。
これを機に「じゅん&ネネ」のデュオ活動を再開することになります。
しかし、なぜ「じゅん&ネネ」を結成4年という短期間で一度解散することになったのでしょうか?
当時の取材でネネさんは「20歳を過ぎた頃から、自分の内面のどこかで、これが本当の自分なのだろうか?という思いが頭をよぎりだしたのです」と語っています。
ネネさんはデビュー以降芸能界でやっていけるのだろうか?まだ別の道があるのではないか?など、今後活動していくうえでの“不安”や“恐怖”に襲われていたようです。
そして2人で話し合った結果、解散に至ったといいます。
「じゅん&ネネ」を再結成してからセルフカバーのアルバムと、「元気!元気!元気!」「奥出曇恋唄」という新曲をリリースしました。
東日本大震災後にネネさんは和歌に曲をつけて京都や奈良で歌いたいということで、岡山に拠点を移したようです。
その結果、ソロでの活動が増えたよといいます。
しかし、演歌とシャンソンを学び、レパートリーを少しずつ増やしているとじゅんさんは語っています。
「じゅん&ネネ」では年に数回歌っているようですが、
じゅんさんは「ライブハウス銀座TACT」や「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」「メモリードホール」などでのソロ活動も行っています。
今は「じゅん&ネネ」を知っている年配の人たちの前で歌い、一緒にデュエットしたりもしているじゅんさん。
介護施設にも月1回訪問しているそうで、「あのじゅんさんと会えるとは!」と喜んでくれるのが嬉しいそうです。
ネネさんのソロでの活動は、百人一首を3首とか5首とかつなげ、それに唱歌のようなメロディーをつけて1曲にし、歌うというものだそうです。
和歌にメロディーをつけて歌い始めたのは15年前、最初の離婚がきっかけだったといいます。
主に全国の神社仏閣の本堂などで檀家さんらの前で歌っているといいます。
和歌と出会って“ホンモノの歌手”になれた気がしている。人生で今が一番楽しくて充実しているとネネさんは語っていました。
2人はソロ活動も多くデュオでの活動は少なめですが、お互いを認め合っていて、ずっと仲良しなんだそうです。
還暦を迎えた2人ですが「私たちに定年はないの。
声が出なくなるまで2人で歌い続けるつもりです」とまだまだデビュー当時から変わらぬ歌声を私たちに届けてくれそうですね!
活動再開してからのディスコグラフィー
・愛するってこわい2005(2005年)
・リアル・ファンタジー(2006年)
・リアル・ファンタジー2010(2009年)
・元気!元気!元気!(2010年)
・奥出曇恋唄(2011年)
・愛するってこわい(2014年)
「元気!元気!元気!」では、同世代へ向けて、健康食品やサプリメントに頼らず自分自身を磨き、
愚痴など言わずに前向きに、幸せに生きようといったメッセージを投げかけています。
「奥出曇恋唄」はネネさんが作曲した旅情豊かなふるさとソングです。
還暦を迎え、様々な経験を経てきた二人だからこそ歌える新曲。
年間1枚のペースでCDをリリースしていますが、今後どのような楽曲を発表してくれるか楽しみですね!
身体に気を付けて活動を続けて欲しいと思います。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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