こんにちは。トミーです。
もうすぐノーベル賞の発表ですね。
最近は毎年のように日本人が受賞していて
同じ日本人として誇らしいばかりです。
今回はそんなノーベル賞候補の中のおひとりをご紹介したいと思います
本庶 佑(ほんじょ たすく)教授は「PD-1」というタンパク質がカギとなり開発しました。
この開発は高額ですが、治療効果が高いと話題の抗がん剤「オプジーボ」の開発につながりました。
本庶 佑氏プロフィール
氏名:本庶 佑(ほんじょ たすく)
生年月日:1942年1月27日生まれ(75歳)
出身地:京都府京都市
出身高校:山口県立宇部高等学校
出身大学:京都大学医学部進学過程
本庶佑氏は1960年に京都大学医学部医学科に入学
1962年には京都大学医学部医学科卒業しました。
その後の経歴がすごいです。
母校京都大学を皮切りに
国立小児保健発達研究所
東京大学医学部
大阪大学医学部
弘前大学医学部
文部省高等教育局科学官
日本学術振興会
静岡県公立大学
2015年より
公益財団法人先端医療振興財団理事長の職に就かれています。
受賞歴
これまでに本庶佑氏はさまざまな賞を受賞されています。
1978年 -日本生化学会奨励賞
1981年
野口英世記念医学賞(第25回)
朝日賞免疫遺伝学への貢献
免疫グロブリン遺伝子の研究
1984年
大阪科学賞
木原賞
1985年 – ベルツ賞
1988年 – 武田医学賞
1992年 – ベーリング北里賞
1993年 – 上原賞
1996年 – 恩賜賞・日本学士院賞
2012年 – ロベルト・コッホ賞
2014年 – 唐奨
2014年 – ウィリアム・コーリー賞
2016年
京都賞基礎科学部門
慶應医学賞
トムソン・ロイター引用栄誉賞
2017年
復旦-中植科学賞
ウォーレン・アルパート財団賞
医学の世界にもいろいろな賞があるんですね。
しかもノーベル賞に近いといわれている方も受賞されていて、
まさにノーベル賞候補の第一人者なんです。
オプジーボが完成に15年
特に肺がんの効果がある抗がん剤として有名な「オプジーボ」ですが
本庶佑氏がオプジーボの原型となる「PD―1」という分子を発見したのは1992年だそうです。
製薬会社である小野薬品も
この分子に目をつけ、共同研究を進めました。
PD―1が免疫抑制に関わっている仕組みが分かったのは99年で、
創薬の研究開発が本格的に始まるまでにおよそ7年。
実際の治療薬候補が完成し治験が始まったのは2006年で、
開発から実用化までにおよそ15年かかったことになります。
新薬の開発ってほんとに時間とお金が借るんですね、
オプジーボが高額なのもかかった手間と時間のためしょうがない部分もあるんでしょうね。
この薬の開発当時は「免疫療法は効果が弱い」だの「手術で切った方が早い」と言った風潮にあったそうです。
なので製薬会社も抗がん剤の新薬の開発には消極的だったそうです。
開発費用も考えるともし失敗したら会社をつぶしかねない状況ですもんね。
研究者である本庶佑氏も認められるまで大変だったと思われます。
ほかの抗がん剤との違いは?
一般的な抗がん剤はがんの増殖を抑える仕組みのため数年で耐性ができ、結局は延命効果しかなかったそうですが、
抗PD―1抗体で「がんを根治できる可能性も出てきた」そうです。
ほかの製薬会社が新薬の開発に消極的だったのに小野薬品はしぶとく、開発を続けたそうです。
もともとの「機能が分からなくても、珍しい機能を持つ分子を見つけ、何らかの治療薬につなげるという企業文化もあったそう。
高すぎるということで話題になったのは知っていましたが、やはりこれだけ時間をかければしょうがない面もあります。
調べましたら、一瓶100mgの値段は、約73万円ほど。
かりに体重60kgの肺がん患者さんに使用する場合、体重1kgあたり3mgを二週間に一回点滴することになっているので、
必要な一回投与量は180mgとなります。
それを月に二回投与すると360mg、合計で月に約300万円近くの薬剤費用がかかることになります。
日本の医療制度だとたぶん高額医療になる場合はある程度その後にお金が戻ってくる制度になっていますが
それでもかなり大変ですよね。
ですが肺がんだけでなく、皮膚がんの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)と
非小細胞肺がんで承認を受けており、最近では腎細胞がんに対しても適応追加となりました。
ますます広がるオプジーボの効果です。
ですがやはり一般市民にはめちゃくちゃ高価なお薬すぎて手が出せない
というところでしょうか。。
また副作用も問題視されています。
まだまだ研究は途中と言えなくもないですかね。
世界中の人がこの薬を買えるようになるよいいですね。
妻や子供について
本庶佑さんの妻についての詳細な情報を得ることはできませんでしたが
本庶佑さんは妻と京都市内で生活されているそうです。
お子さんについてもあまり情報はありませんが男女一人ずついるようです。
年齢的にもいればすでに独立されている年齢だと思います。
ひょっとしたら同じ医学の道にすすんでいるかもしれませんね。
というかもうきっとお孫さんもいらっしゃると思います。
ノーベル賞を受賞となればだいたいご家族ともども取材を受けることになり、
授賞式にはご夫婦そろっての参加となりますよね。
もともと世界的にも注目されていて
これまでにもたくさんお賞を受賞されているようですがノーベル賞となればまた別ですよね。
不思議なんですがノーベル賞を受賞された方の妻ってどなたも美人だし、清楚だし大舞台なのにけっこう落ちついているかたが多いですよね。
みおなさんもそう思いませんか?
きっとご主人の研究をとおして海外での生活体験もあってのあの落ち着きぶりなのかもしれませんね。
ノーベル賞の最有力候補と言われていますが
ご本人の方が案外ぬぼ~としてるだけかもしれませんが
弟子だった経験が?
本庶佑氏は早石修氏の弟子だったそうです。
早石修氏は、この方もノーベル賞と言われていたみたいです。
早石修氏は身体の中で重要な役割を果たす「酸素添加酵素」を発見し体内の酸化についての発見をされたそうです。
早石氏はこの研究でノーベル賞候補でした。
弟子の本庶佑氏が今回立候補と言われるようになり、
早石修氏は2015年に亡くなっています。
昔は師弟関係ってとても厳しかったでしょうから師匠にはしごかれていたかもしれませんね。
師匠の早石さんも天国から見守ってくれていると思います。
終わりに
ほんとにたくさんお日本候補者がいてみなさんい取ってほしいノーベル賞ですが
2017年はどういう風が吹くか
もうすぐわかりますね。
今日も最後までよんでいただいて
ありがとうございました。