こんにちは。
トミーです。
今実家の宮崎に帰省中なんですが毎日のようにアメリカと北朝鮮のやり取りや同行が報道されていますね。
きょうはお互いに戦争回避の方向に少し進んだような内容の報道でした。
ところで、日本の方はイージス艦搭載の迎撃ミサイルと同じタイプの
地上型の迎撃ミサイルと2か所配置すると発表がありました。
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イージス・アシュアとは?
イージス艦はもともと海に浮かんだイージスシステムです。陸と海と両方から迎撃しようというものですね。
現在ルーマニアとポーランドに設置されています。
価格は?
1基700億円だそうです。
なんで2基の設置で1400億円、迎撃に使われるミサイルが1つ10億から20億。
こりゃすごい値段でもうよくわかりません。
これでも他の迎撃システムを購入するよりは費用は安いというから
このシステムを売ってる会社ってすごい儲けてますよね。
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イージス・アシュアを導入した理由は?
最近、北朝鮮がグアムを攻撃する(かも)とアメリカを挑発してますが、
この時にミサイルを発射してたどるルートに日本の島根県、広島県、高知県、愛媛県が入っています。
この4県の自衛隊駐屯地に先日PAC3という迎撃システムが配備されました。
ですがこのPAC3は射程距離が20㎞ほどしかなく、もちろんはるか上空の日本の上空を飛び越えようとしているミサイルを撃ち落とすことはできません。
PAC3はもともとイージス・システムが迎撃したミサイルを取りこぼした場合の予備攻撃の意味合いがあります。
ミサイルが日本に来た場合に陸と海上のイージス艦から迎撃。
落とせなかったミサイルをPAC3で迎撃しようという作戦です。
もともとはこういう自衛隊の設備に関する購入にかんしては慎重に検討を重ね
購入が決まってさらに2年とか。。だいたい5年はかかるということなんですが、
さすがに今回みたいな切迫した状況で5年はないですが、いきなり700億もするシステムしかも複数も導入するって、
だれがOK出したんでしょうか?やはり首相?ちょっと疑問が残ります。
PAC3との違いは?
PAC3(パックスリー)地対空誘導弾パトリオット3が正式名称。
米国製の地対空ミサイル・パトリオットを改良し、弾道ミサイルの迎撃に特化させた地対空誘導弾の通称です。
2012年の時点でアメリカ、日本、オランダ、で導入されています。
北朝鮮から事実上の長距離弾道ミサイル発射を予告された09年、12年には、
航空自衛隊が期間限定で首都圏や沖縄県などへの配備を行いました。
このパトリオットの旧式は1991年の湾岸戦争の時に配備され、
イラク・フセイン政権のスカッドミサイルを迎撃したことで知られています。
PAC3とイージス・アシュアでは射程距離がぜんぜん違います。
ずばり言うとPAC3は20㎞です。
PAC3は地上からレーダーで弾道ミサイルを探知してミサイルの予想コースを電波で命令。
最も接近したところで24個の玉を射出して撃墜します。
射程距離は20㎞しかなく、イージス艦に搭載されている海上配備型の迎撃ミサイルは
高度200㎞から250㎞の大気圏外で水平射程に400㎞の射程範囲があります
PAC3はあくまでもイージスシステムの補助的役割です。
敵(北朝鮮)が日本に向けてミサイルを発射した場合、
まずイージス艦と地上型イージス・アシュアでミサイルを迎え撃つ。
それを撃ちそびれて、日本に向かって落ちてきたミサイルが射程距離の20㎞に近づいた時にPAC3で迎撃するという構想です。
イージス・アシュアの設置場所は?
今のところ設置場所についての発表はありません。
設置に適した場所を慎重に検討中というところでしょうか?
海からのイージス艦と陸からのイージス・アシュア、
そしてPAC3とで、一応、日本を全体カバーできる迎撃態勢ではありますが、、
もしミサイルが発射されて、日本の上空や海域でミサイルを撃破したら。。
それはそれで、日本への影響ってすごいことになるのでは?
一番いいのは北朝鮮のミサイル発射失敗です。
そして金正恩氏失脚。おそらく彼が生きている間は敵だと思われたら
攻撃の対象になるし国の位置関係からして、日本はどうしても影響があると思います。
状況は?
北朝鮮の金正恩氏が
「悲惨な運命のつらい時間を過ごしているアメリカの行動をもう少し見守る」
と述べてグアムへの攻撃をしばらくは様子を見るという方針を表明。
とりあえずの危機は脱したといえるのかも?
しかし北朝鮮の大嫌いな米韓軍事合同演習が8月21日から行われます。
今後のアメリカ、トランプ大統領の過激な発言が続けば、
また北朝鮮の金正恩氏は反応して危ないことしでかすかもしれないし
今回は回避したかもしれませんが、金正恩氏が北のトップで
トランプ氏がアメリカの大統領である限りこのような危機な何度起きるかわからない。。
日本はとっばちりです。
最後に
イージス・アシュアについてあまり世論が設置について疑問視しないのも
ちょっと不思議ですが今回は状況的にしょうがないと思うのかな。
こんなに軍備にお金使うなんて、、
きっと何かの予算が削られるに違いないですよ。
なんだかんだ言って戦争がまた始まったら、お互いたいへんだし、
日本だけじゃなく世界中を巻き込むし、
紛争が起こってる中東なんかどこの騒ぎじゃないですよね。
今後の展開は公開される情報を待つしかないですが、
それぞれ愚かな道を選ばないようにしっかり考えてもらいたいものです。
追記:7月4日 設置場所について
政府はイージス・アシュアの配置予定地について
秋田県秋田市と山口県萩市に配置を予定していると発表。
もちろん住民は納得していません。
そりゃそうでしょう。
イージス・アシュアを置いたことで逆に
他国からの攻撃の脅威にさらされるのです。
追記:2 不要論も
最近北朝鮮とアメリカは歴史的な首脳会談も実現し、
対話ムードになりつつあります。
まあこれも一種の世界に向けてのパフォーマンスでしょうが。
多少の平和ムード(見せかけ?)の状況をみて今イージス・アシュアを導入して
北朝鮮を挑発するようなことをしなくても
よいのでは?という意見も出ています。
ただ北朝鮮は核を縮小していますが
ミサイルは数百発も持っているという話も聞きます。
日本がアメリカや北朝鮮の見せかけかもしれない一時的なパフォーマンスを真に受けて
自国の装備に手を抜いたりするのは
危ないとも思われます。
追記3:一番の脅威は中国?
日本では北朝鮮の動向が一番気にされていますが
もともと国としての力はあまりないのが実情です。
北朝鮮よりも怖いのは大国である中国です。
今の所、北朝鮮やアメリカ、韓国、日本の動向を注意深く見ているという感じですが
なんといっても軍事力は半端ないです。
経済的にも一番成長している国です。
余力の少ない北朝鮮よりは中国の動向こそ注意をはらうべきだとう意見も多いですね。
追記4:いろいろあるけどやはり買わなきゃいけない理由
イージス・アシュアはアメリカから購入する迎撃システムです。
日本はアメリカに他する貿易黒字がすごいことでトランプ大統領から睨まれています。
ここでイージス・アシュアをアメリカから購入することで
アメリカのものすごい資金が入ります。
貿易のことでぶつぶつ行っているトランプ大統領のご機嫌とりのためにも
このイージス・アシュアの購入は必要なんだとか。。
ま、最後が実は1番の購入理由だったりして。。
これからも状況を見守り、もしアメリカへのご機嫌取りのためだったら
ぜひこの購入計画は白紙にしてほしいところです。
でもやはりあったほうが威嚇にはなるのか・・
一般市民にはさっぱりわかりません。。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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