浅野孝雄(脳外科医師)の「心の発見」執筆の経緯と家族について!

こんにちは。とみーです。

今日はちょっと宗教も絡んでくる話題です。

昨今、「脳科学者」なる肩書きの方をテレビなどマスメディアで頻繁に見かけるようになり、

「脳」に対する興味や疑問など持つようになった人も多いのではないかと思います。

「脳医学」の権威とも呼ばれている浅野孝雄医師とは、どんな方なのでしょうか?

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浅野孝雄医師のプロフィールと経歴について

浅野孝雄医師は

1943年北海道で生まれました。

1968年東京大学医学部卒業後、東大病院脳神経外入局。

浅野孝雄医師は国内関連病院および米国コネチカット州ハートフォード病院、スイス・チューリヒ州立病院などを経て、

1973年東大病院脳神経外科助手、1978年同講師を歴任します。

1986年埼玉医科大学総合医療センター脳神経外科教授。

浅野孝雄医師の現在は、埼玉医科大学名誉教授、小川赤十字病院名誉院長をされています。

脳血管障害の病態生理学と治療法の研究により、東京都医師会医学賞、美原賞を受賞されました。

すばらしいとしか言いようのない経歴をお持ちです。

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ブッダとの出会いや「心の発見」執筆の経緯は?

浅野孝雄医師は、仕事柄、脳と心の関係に以前から興味を持っており、

それが昂じてアメリカの脳科学者であるウォルター・J・フリーマンの

「How Brains Make Up Their Minds? 脳はいかにして心を作るのか?」という本を翻訳したことがきっかけとなり、

フリーマン理論への理解と関心を持つようになりました。

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フリーマン理論の中で、提唱されているメルロ=ポンティ(フランスの哲学者)の現象学と本教義との間に多くの共通点が存在することは、すでに多くの欧米の仏教研究者によって指摘されています。

特に英国の著名な仏教学者でもあるダン・ルストハウスは、仏教、特に唯識教義は、欧米の現象学よりも成功した心の現象学であると述べています。

とすれば、フリーマン理論は仏教教義とも共通点を有する筈ですが、そのことについての検討は、全く行われておらず、

そこで浅野孝雄医師は、フリーマン理論と唯識教義とを直接比較することを試み、

その成果を『古代インド仏教と現代脳科学における「心の発見」』という題名の本としてまとめました。

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結論としてまとめれば、フリーマン理論と仏教教義の間には、驚くほどの多くの共通点が存在することであるということを伝えたかったのだと思います。

また、浅野孝雄医師のインタビュー記事によれば、脳手術をする中で患者さんたちと接するときに、脳と心の関係について学ぶため、

原始仏教のブッタの教えを学び始めたともあります。

そんな時にアメリカの脳科学者のフリーマンの考えと、ブッタの五蘊の考え方との共通性を感じとったと語っています。

混沌の中から秩序が生まれるのが、自然界の定理であると云うことや、フリーマンの云う1000億個の神経細胞が脳の辺縁系(海馬)を、

広域的にアトラクター(循環)する中で、無意識状態から0.1秒ごとに変化、循環する過程で意識が形成されていくのだと言うことです。

五蘊の色、識、行、想、受が燃えている状態の中心に心があると云うブッタの考え方が、

脳内の運動領域の行、知覚領域の色、後頭領域の想、視床下部、脳幹の受、分別思考する前頭葉の識が、よく似ているとも言っています。

そんなことを起因にして、『古代インド仏教と現代脳科学における「心の発見」』執筆されたようです。

五蘊(ごうん)・・仏教用語 人間を成り立たせている五つの要素。色(しき)(=肉体)・受(=感覚)・想(=想像)・行(ぎょう)(=心の作用)・識(=意識)。

ご家族について

色々と調査しましたが、現在の家族に関する情報は見つかりませんでした。

1947年の生まれですので、今年で74歳となることから、お孫さんがいてもおかしくないのではないかと推測されます。

また、浅野孝雄医師のお父さんは産婦人科医で、子供の頃にお父さんから言われて、頻繁に座禅をしていたようです。

お母さんは、看護師であり助産師でもあり、熱心な浄土真宗の信者であったもので、子供の頃から念仏を唱えるような環境にあったようです。

代々医師の家系といったところでしょうか。

終わりに

脳外科医として、最前線で活躍されていた浅野孝雄医師ですが、平成19年に、小川赤十字病院へ院長として転出、

その7年後の平成26年にはめでたく定年退職されたようです。

しかしながら、院長との長年のお付き合いもあり、埼玉県川越市にある「南古谷病院」にて、常勤として、

主に脊髄・脊椎病変を対象とした脳外科診療を続けていかれるようです。

70歳を超える高齢にもかかわらず、今もなお、多くの患者のために、常に研究を重ね、診察室に立ち続ける浅野孝雄医師には、本当に尊敬します。

「脳の領域の働きが、理性と情動を作る。そして両者のバランスをとることが正しく生きること」と浅野孝雄医師は結論付けています。

これに関しては、否定的な意見もあるようですが、「人間らしく、正しく生きる」ことを考えれば、行動は脳がつかさどっているわけですから、間違いではないのではないかと。

昨今の研究では、前頭葉、頭頂葉、脳幹、感覚領、運動領といった脳の様々な箇所で、行動や心情をコントロールされていることも研究されています。

やはり、脳と心は表裏一体なのでしょうね。

医師という立場からの意識とブッダという宗教の考え方から見える共通点。

昔の人ってこんなすごいことを考えながら教えを説いたのでしょうか。

現代の医学や心を紐解くヒントがわかるかもしれないですね。

でも難しい!!

きょうも最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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